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始値
各取引所で売買される商品のその日の最初に取引された値段。取引開始価格のこと。「寄付値(よりつきね)」ともいう。
白金(Platinum)
世界の現物需給規模は約180トン弱。南アフリカ共和国が世界の7割強を供給、次いでロシアが2割を供給。世界の白金需要の内、5割強が宝飾分野向け、3割強が自動車触媒向け。日本は世界需要の3割弱を占める大消費国である。日本の需要の8割弱は宝飾向け。世界の白金宝飾需要の中での注目は中国の需要の大幅な伸びである。白金と同様に自動車触媒用に大量に消費されるパラジウム価格の高騰を受け世界の各自動車メーカーはパラジウムから白金に切り替えを急いでいる。次世代の車といわれる燃料電池自動車に搭載される燃料電池には水素をイオン化する触媒として白金が使用される。現在の技術レベルでは膨大な量の白金が燃料電池触媒用に必要になるため、実用化に向けての白金使用量の大幅な削減技術が課題。これらの今後の白金需要増を見越して、世界No.1の白金生産会社たる南アフリカ共和国アングロアメリカンプラチナをはじめとする白金生産会社は大増産計画を実施中である。
バーチャージ
金地金加工代。取扱機関により料金は異なる。例えば、100グラム未満は1本1,700円、500グラム未満は4,000円など。
バフェット氏
米国の著名投資家であるウォーレン・バフェット氏のこと。マクドナルド、ウォルトディズニーの株主でもある。1998年から1999年にかけて、銀を約4,000トンの買い占めにより銀相場は暴騰を招いた。同氏の投資戦略は長期保有といわれており、買い占めたとされる銀約4,000トンは未だ市場で売り戻されていない様子。全世界のあらゆるマーケットが注目する人物。
パラジウム(Palladium)
世界の現物需給規模は約260トン強。ロシアが世界の7割弱を供給、南アフリカ共和国が2番手で2割強を供給。世界のパラジウム需要の内、6割強が自動車触媒向け、3割弱が電子向け。日本は世界需要の3割弱を占める大消費国であるが、日本の需要の5割弱は電子向けで2割強が自動車触媒向け。先進国における環境規制の強化の中で、世界の自動車触媒用パラジウム需要はこの10年間で17倍弱にも伸長した。主要生産国であるロシアからの供給が1996年第4四半期から不安定になり始め、以降ロシア要因は継続してパラジウム相場を押し上げて来た。電子分野でのパラジウム離れが加速し(→「ニッケル化」参照のこと)、自動車触媒分野での白金への切り替えが進みつつあるが、主たる供給国のロシアの供給動向次第では相場は大きく変動する可能性が高いといわれる。
ハント兄弟
ハント兄弟を中心とする銀買い占めで「ハント兄弟事件」を起こした。有名なテキサスの石油富豪兄弟。「ハント兄弟事件」とは79年8月の第3週から翌80年3月末の約半年の間に、銀価格はUS$9/オンスからUS$50/オンスまで急騰。その後一挙にUS$10/オンスまで急落するという事件のこと。
当時の経済情勢としては、OPECの原油コントロールによる世界的なインフレーション懸念や、それに伴う米ドルの価値の相対的低下、政治情勢としては、ソ連のアフガニスタン侵攻、イランによる米国大使館占拠事件、等があった、彼らの巨大な米ドル資産の目減りに対し、インフレや世界情勢の緊張化にも、その価値が減らない資産への資金移動が必要であった。当時、資産としての価値があり、貴金属の中でもインフレに強い銀への投資が始まったといわれている。
PGM
Platinum Group Metals(白金系金属6種)の略称で、具体的には、プラチナ(Pt)・パラジウム(Pd)・ロジウム(Rh)・ルテニウム(Ru)・イリジウム(Ir)・オスミウム(Os)の6種類の非鉄金属を指す。
ビッド
業者の買提示価格をいう。それに対してオッファー=業者の売提示価格。また、両者の差がスプレッド。
プレミアム
金貨の鋳造費用や、その他プラスアルファとして課せられる費用。表面に傷や汚れがなければ、プレミアム付きの店頭買取価格で取引される。傷や変形などがあって、そのままの状態で再販できなければ、金貨に含まれる地金量だけの買い取りとなり、プレミアムはつかない。また情勢に応じてプレミアム価格の廃止などもある。
ブリオンバンク
貴金属取扱専門銀行。日本では銀行法の関係上、在邦銀行においては貴金属の取引/取扱に制限があり、三井物産をはじめ商社等がこのブリオンバンクとして機能している。三井物産は、@アジア時間での取引量の多さ A競争力のある価格提示 において他社の追随を許さない。鉱山会社がブリオンバンクを通じて貴金属の売買することもある。
ぺニョーレス
メキシコに所在する世界最大の銀生産者。1999年に同社製錬所における公害問題が発生し、一時期同社の銀生産が減少し、相場の上げ要因ともなった。
ホワイトゴールド
金にパラジウム、ニッケル(及び銀・銅)等を混ぜた合金の一種で、その光沢が白金に似ていることから「ホワイトゴールド」と呼ばれる。昨今の白金価格高騰を受け、その代替宝飾品として、日本をはじめとする中国やアジア地域において人気が高まっている。
保護預かり制度
購入した金を、購入先に預けて保管を依頼する制度。@安全に保管される Aいつでも確認、引き取りか可能。
宝飾品需要
金の需要の約80%は、ジュエリーなどの宝飾品。インドをはじめ中国やアジア地域では金の指向が強い。世界最大の消費国インドでは毎年700トン以上の金が宝飾品として使用されている。
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